税理士が教える税務のコツ

消費税の経理方式は「税抜方式」を!

例えば商品を販売した場合、送料込で売上金額が回収される場合、売上は送料を含めずに、送料と売上高を別個区分して処理することを考えましょう。

消費税の経理方式には「税込方式」「税抜方式」の二つの方法があります。

「税込方式」は消費税を含めた金額で取引金額として処理する方式ですが、「税抜方式」は消費税を区分して経理処理する方式で消費税は「仮受消費税」「仮払消費税」として処理されます。

「税込方式」でも「税抜方式」でも消費税の納税額は同じで、会社はどちらでも採用できます。

ただし、節税の観点からは「税抜方式」で処理した方が有利です。

例えば、交際費の損金経理の可能額や固定資産計上の計上金額について、税込方式であれば消費税を含めた金額で判断しますが、「税抜方式」であれば消費税を抜いた金額で判断します。

また、税抜き金額96,000円の備品を購入した場合、「税抜方式」であれば資産計上せずに損金処理することができます。「税込処理」の場合、備品は103,600円となるため資産計上する必要が生じてきます。