税務のコツ

まずは青色申告書の提出を忘れずに!

青色申告は青色の申告書を提出することから、青色申告とよばれます。青色申告するには「青色申告の承認申請書」に必要事項を記入して納税地の税務署に提出すれば承認を受けることができます。

青色申告の承認を受けると、欠損金の繰越控除、推計課税の制限、特定の資産の購入・経営基盤の強化を図るべく資産を購入した時の各種の特別償却、各種法人税額の特別控除等の特典が得られます。

欠損金の繰越控除を利用した場合、起業1年目は開業費等がかさんで、赤字が生じた時、その赤字による欠損金を9年間繰り越して、その後黒字が生じた場合、その黒字による所得と相殺が可能で、相殺した金額の税金を支払わなくてよいことになります。

例えば、1年目が赤字による欠損金300万円が生じ、翌期黒字による所得が400万円でた場合、欠損金の繰越を利用できなければ104万円(400万円×税率26%)の法人税の支払いに対して、欠損金を繰越控除を利用する場合は26万円((400万円―300万円)×税率26%)しか法人税を支払わなくて済み、青色申告提出による節税金額は78万円にのぼります。

なお、青色申告の承認を受けるには設立時では設立後3カ月以内、それ以降は、適用する事業年度の開始前日までになっています。設立後直ぐに提出するようにしましょう。